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全国高校教育模擬国連大会(AJEMUN) 出場

2024年 08月07日
  • # 高等学校
  • # イベントレポート
  • # グローバル課程

8月5日(火)・6日(水)の2日間を通して、オリンピック記念国立青少年総合センターで開催された第8回全国高校教育模擬国連大会(AJEMUN)に、グローバル課程の生徒18名が参加しました。

 今年の議題である「薬剤耐性菌への対応」は、新型コロナウイルス発生から4年以上経過した現在もなお、自国内だけでなく国家間でも多くの課題が残っています。薬剤耐性菌によるパンデミックが今後生じた場合は、地球規模で教訓を生かしていかなければなりません。

 今大会の出場に向け、担当国の国情を徹底して調べ、レポート(PPP:ポジション&ポリシーペーパー)にまとめました。また、自国の現状や政策を訴えるポスター(NP:ネゴシエーション・ペーパー)の作成にも力を注いできました。

全国から307チーム624名の高校生が一堂に集まった開会式では、慶応義塾大学法学部の詫摩佳代教授の基調講演を拝聴しました。講演の中では「保険医療においては、WHOや国だけでなく、製薬会社や財団のように非国家アクターが関わり選好することで優先課題が決まる」というお言葉がありました。この2日間もまた「複数のアクターによる思惑」によって激論が交わされていました。