華道部では、入学式や卒業式など、式典で演台を飾るお花を担当しています。

今回は、40周年記念式典で壇上を飾るものを準備しました。

「担当」と言っても、ふだん活動を指導してくださる高橋先生がお作りになるお手伝いをさせていただくというのが正確なところです。式典ごとに分担しており、高２の女子が当番でした。

それでも、生け花とフラワーアレンジメントのちがいをご説明いただくところから始まり、剣山ではなく吸水スポンジに差すときの心がけ、さらに花の見え方や構成についての考え方など、いつものお稽古とは違うことをたくさん教えていただきました。

もちろん見ているだけでなく、メインとなるダリアとカンガルーポーについては、各自で考えながら順番に差していって、わずかですが特別な日の飾りに関わらせていただくことができました。

春の花で飾る入学式・卒業式とは異なる、晩秋らしい瀟洒なお花に仕上がりました。