
オーストラリアスタディツアー③
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オーストラリアスタディツアーも中間に差し掛かり、様々な魅力的な活動をしています。
<Australia Zoo>
グローバルコースの一行は、ブリズベンにあるオーストラリア動物園を訪問し、現地のツアーガイドの講義の中でコアラと触れ合うことができました。また、カンガルーに直に餌をあげたり、クロコダイルショーを観覧したりと盛りだくさんの1日でした。有名なクロコダイル・ハンターであるスティーブ・アーウィンの家族が所有する同動物園はこの日、誕生日イベントとして14歳以下の子どもたちに無料で開放しており、平日にも関わらず大賑わいでした。

<オーストラリアでマクドナルドのことは…?>
ホームステイに慣れてきたところで、聞き馴染みのない単語を耳にするかもしれません。breakfastはbrekkie, chickenはchookと言うのがオーストラリアです! スタディーツアーの生徒たちは留学生対象の特別授業を通して、ホストファミリーとの会話に活用できる英語表現を学びました。ちなみに、タイトルのマクドナルドのことはMacca’sと呼びます!
他にも、オーストラリアには6つの州、2つのテリトリー(準州)があることを、ワークシートを用いてマランバの学生達に教えてもらいました。まもなくバディーと共に、マランバの授業に加わっていきます!

<海の生き物を観察しよう>
理数探究コースは毎日バディーと2時間授業を受けます。オーストラリアは70分授業で、日本より20分も長いです。体育でいきなり鬼ごっこが始まってびっくりした、数学は簡単だけど問題文を理解するのが大変など、生徒たちは授業から戻ってくると新しい発見を楽しそうに話してくれます。25日の午後はオーストラリアの生態系でも重要なSwamp:湿地について学び、校内のSwampを見に行きました。その後、海の生き物たちを教室内に持ってきてもらい、触って観察しました。Sea Star:ヒトデやSea Cucumber:ナマコなど日本でも馴染みがある生き物ですが、英語だと新鮮に聞こえ、生徒も「別の生き物だと思った!」と驚いていました。色や形も日本のものと似ているものもあれば、全然違うものもあり、面白いですね。
<海洋調査>
理数探究コースでは26日のEnglish LessonでMarine Biologist:海洋生物学者の仕事について学びました。新種を発見できるなんてワクワクする、毎日おいしいシーフードを食べられそうでいいな、環境保全に貢献できて素敵!など、生徒によって理由は様々ですが、みんな海洋生物学者の仕事に興味を持ったようです。ただ、実際はデスクワークも多いみたいです…その後、海のFood Chain:食物連鎖について考えました。改めて生物同士のつながりを考えると難しく、クラゲって何を食べるの?カメを食べる生き物なんているの?など一生懸命考えていました。だんだん英語にも慣れてきて、活動も活発になってきました。
27日は実際に船で海に出かけ、海洋調査を行いました。海の環境要因を調べた後、海中カメラを仕掛けたり、プランクトンネットを使ってプランクトン採集を行ったりと、生徒たちにとっては新鮮な経験ばかり。専門用語も出てきて少し難しいところもあったようですが、楽しそうに調査していました。プランクトン観察では不思議な形をしたものもたくさんいて、大興奮でした。天候の影響で水が濁っており、海中カメラには限られた数、種類の魚しか映っていませんでしたが、自分たちが仕掛けたカメラで魚を撮影できたというだけでも特別な思い出となったでしょう。午後には今は無人島であり国立公園に指定されているSt. Helena島に上陸し、海岸の様子やそこに来ている鳥たちを観察しました。海岸にいる鳥たちの多くは渡り鳥で、種類によっては日本を超えて北中国まで飛んでいくと聞いて、生徒たちは驚いていました。小雨は降っていましたが、素敵なアドベンチャーになりました。