8月2７日（日）に青森県の弘前市民会館で開催されたファッション甲子園2023 最終審査会に、本校のグローバル課程の生徒を中心に３名が参加し、審査員特別賞を受賞しました。

　モデル　徳木　優海さん（３年）　アシスタント　神田　陽奈大さん（３年）　田島　一斗さん（３年：グローバル課程）

全国から応募があったデザイン画をもとに一次審査を行い、最終審査に残ったチームのデザインを実際の服飾を製作して表現するコンテストで、審査基準（テーマ）は、高校生らしい「瑞々（みずみず）しい感性」です。今年は全国から1810点の応募があり、本校からは「作品名：Jeanne d’Arc」が一次審査を通過した35点に選ばれました。

　海外志向が強く、服飾や美術にも興味がある３名にとっては、自身を表現するには絶好の機会でした。グルーガンやハンダゴテを手に、針金を加工し、毛糸の編み、協力しながら各部位を仕上げていきました。製作期間中には杉野服飾学院様からの取材も頂き、大会出場に向けてさらに意欲を高めていきました。

　当日は、史実にあるジャンヌ・ダルクの勇敢さと、服飾に込めた「戦争や疫病の苦難からの解放」の願いを、コメントの朗読技術やモデルの佇まいを通して、いかに表現するか本番の直前まで意見を交わしました。

他校の作品に大いに刺激を受け、また、全国の高校生との交流を行ったことも良い経験になりました。