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世界史の授業を作ってみよう!2022(明清) アクティブラーニング

2022年 10月08日
  • # 高等学校
  • # イベントレポート

2年生の世界史では、教師のかわりに生徒が授業を進めて定期テストに臨んでいます。生徒たちは3~4人の班を作り、担当分野の教材研究を充分に行った後、全員で授業を実施しました。

「教える」ことは、「教わる」ことよりもはるかに自分の力になります。授業をするためにはまず内容を自分でしっかり理解して、それを知らない人に伝えられるようにならなければいけません。その過程で内容が頭の中で整理され、覚えた知識が生きたものになります。
また、自分の授業範囲をうまく伝えるためには、過去の授業内容とつなげていく必要もあります。逆にこれから授業で扱うための伏線を張る必要もあるでしょう。「こういうことがあったために、これがあって、これに影響を与えていく」というような因果関係を考える力は、歴史的思考力の最も重要な要素のひとつです。

生徒たちは図書館やiPadを利用して情報を集めて、教科書にないエピソードや独自のスライドを用意し、魅力的な授業を展開していました。

授業後には、生徒同士で8項目5段階の授業評価を行い、最優秀授業班には教科担当から世界史グッズ(滅亡した国の古銭や紙幣など)がプレゼントされました。