カナダオンライン交流
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ブリティッシュコロンビア大学(UBC)との交流プログラム開催
7月24日(土)に近畿日本ツーリストのご協力をいただき、トワイライト社(カナダ)が主催するオンライン国際交流プログラムに、本校の生徒18名が参加しました。カナダの名門大学であるブリティッシュコロンビア大学(UBC)の学生たちと、本プログラムのテーマである「SDGs プラスチックごみ問題」について英語で議論をしました。
当日までの事前学習として、生徒はそれぞれ以下の議題について、英文で自身の考えをまとめ、準備をしてきました。
事前学習の例(50字程度の英文で論じる)
- (1)What kind of common plastics products are there in Japan and Canada?
- (日本とカナダには、それぞれどんな身近なプラスチック製品がある?)
- (2)What are you and the people around you doing to reduce plastic waste?
- (あなた自身や周りの人はプラスチック削減のためにどんなことをしている?)
- (3)What plans and/or actions are Japan and Canada(Vancouver) taking to reduce plastic?
- (日本とカナダ(バンクーバー)で実際に行われている、または予定されているプラスチック削減アクションは?)
当日は、現地スタッフの方々により進行がスムーズに行われ、生徒たちはZOOMで繋がったUBCバディとの会話に集中して臨むことが出来ました。2時間の交流を通して、何を学ぶことが出来たのでしょうか。参加者の感想を掲載します。
生徒①
ペットボトル(本体)とキャップの分別の仕方を英語で説明できなかった。
カナダ人の方々は皆フレンドリーで、気楽に話してくれたり、わからないことがあったら丁寧に教えてくれたりしてくれました。自分の英語力のなさも実感できたので、これからも英語力を高められるようにしていきたいです。今日学んだ単語:refill:詰め替える
生徒②
普段英語で友達と話していても、ネイティブスピーカーを前にすると、全く話せなくなることがわかりました。ですが、今回の2時間はとても楽しく濃い時間だったので、英会話をもっとやりたいと感じました。また、プラスチックについても知らなかったことをたくさん学べたので、自分もアクションを起こすべきだと思いました。
生徒③
受け答えなどで語彙を増やすことがスムーズな会話になると思いました。他にもあまりうまく話せなくても、頑張って話せばUBCの学生は理解してくれたので嬉しかったです。しかし、学生の話は少し油断するとオーディオの早送りのように飛んでいって、何を言っているのかよくわからなかった部分も多かったです。貴重な経験になったと思います。
議論の中では、日本のレジ袋の値段に話が及んだときに、日本円で回答するのではなく現地の通貨で答えることが本当の国際コミュニケーションであると感じた場面もあったようです。また、議論の最後には、①今日話した内容をまとめる力(要約力)と、②議論の中で新たに生じた疑問を伝える力(質問力)を問われました。これも、実際の会話を通して見えてきた課題となったでしょう。今後の学習への意欲を高める、良い1日になりました。