11月14日（木）に化学のフィールドラーニング『富岡製糸場とキノコ栽培工場見学の旅』へ行ってきました。

　富岡製糸場では、明治時代において世界最大規模であった製糸工場を見学し、日本の製糸業が大きく発展していく様子を神山校長先生の講義を振り返りながら学習することができました。また、事前学習で自分の手で生糸を紡いだ経験から、器械製糸という技術のすばらしさや、繭から生まれる美しい絹の力強さを感じることができました。

　ナバファームでは、菌床を作る時の繊細な作業工程を見学させていただき、農大の卒業生である社長の黛（まゆずみ）さんから研究を重ね試行錯誤を繰り返しながら、今のおいしく安全なキノコの栽培方法があるということをお話していただきました。生徒たちは直接きのこや菌床に触れ、江口学長から教えて頂いたことを思い出して、写真を撮ったり質問をしたりと熱心に見学していました。見学後のしいたけときくらげの収穫体験では、生徒たちは初めてのきのこ狩りに大興奮でした。

　天候にも恵まれ、自宅でしいたけ栽培ができるほだ木（菌床）と、しいたけときくらげを袋いっぱいにいただき、とてもおいしく楽しい旅になりました。