校長室から

繭から生糸

11月14日(県民の日)に化学の先生たちによりフィールドラーニング(校外学習)が実施されます。行く先は群馬県の「妙義ナバファーム(きのこ工場)」と「富岡製糸場」です。「妙義ナバファーム」に関わる「きのこ」の事前学習としては、10月7日に学校法人東京農業大学理事長江口文陽先生にご講演いただきました。「富岡製糸場」については、11月5日に私のほうが、富岡製糸場設立の歴史的背景や建築上の特色を中心に授業形式で事前学習を行いました。その際にプレゼントとして、授業参加者に繭玉を進呈。富岡製糸場の主役は「繭玉」という思いと、アクセサリーにでも使ってもらえばという期待感からです。ところが、化学の先生たちの手助けにより「繭玉」から生糸を紡ぐ企画が実施されたとのこと。生徒たちも製糸女工さんたちの気持ちや、生糸が当時なぜ主力輸出品であったかなどを体験できたことと思います。富岡製糸場への実際の訪問が楽しみです。