教科紹介
「学力の3要素」を意識した実学ベースの独創的な教育プログラム
農大三高では、自ら学ぶ力を引き出す「実学教育」をベースに独創的な教育プログラムを展開。教科指導を通じて、大学入試で問われる「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を身につけ、時代の変化に対応できる「生きる力」を育みます。
英語科
実践的な教育で「聞く」「話す」「読む」「書く」を習得
大学入試改革により、これまで以上に英語の4技能(「聞く」「話す」「読む」「書く」)が重視されます。英語科では、バランスよく4技能を習得するために、ネイティブの英語教師による英会話・英作文の授業や、英検等の外部検定の積極的な受検、生徒が英語のみで生活するファームステイ(オーストラリア修学旅行)を実施。自己表現やコミュニケーションに役立つ、実践的な英語力を育成します。
国語科
日本の言葉を知り、豊かな表現力を身につける
国語科では、発表の場を多く設けることで、内容が聞き手にしっかりと伝わる、的確かつ豊かな表現力でプレゼンテーションする力と、客観的視点を養成。古典の授業では、個人からグループ単位へと段階的に学び、グループ内で議論を深めます。こうした、習得した知識を活用する数多くの機会を通して、大学入試や将来にも役立つ探究心を、生徒たち自ら育んでいきます。
数学科
アクティブラーニングで「学力の3要素」を育む
数学科では「学力の3要素」を伸ばす授業を展開しています。1つ目は、様々なアクティブラーニングを通して身につける「主体性・多様性・協働性」。2つ目は、理解度や定着度を確認する到達度試験で養う「知識・技能」。そして3つ目が、生徒同士や、生徒と教員などのコミュニケーションで磨く「思考力・判断力・表現力」。この3要素を育み、大学入学共通テストへの対応力を養成します。
地歴公民科
主体的に考え、議論を尽くし学び合う教育
地歴公民科の授業は、単に黒板を写すだけではありません。イスラーム教のモスクを訪れる世界史、実際に学校周辺を歩いて地形を確認する地理、身近な社会問題についてのディベートを行う公民など、実践的なアクティビティを重視。時には、生徒が先生役となるスタイルを取り入れ、生徒一人ひとりが自ら考え理解することを楽しみながら、暗記では得られない本物の実力を獲得します。
理科
多くの実験や観察を取り入れて、五感を学ぶ
理科の物理・化学・生物の各科目では、多くの実験や観察を取り入れた授業を実施。その数は、3年間で合計およそ50回に及びます。試行錯誤しながら結論を導き出すプロセスの中で、理科学的な思考力や判断力を養うことができます。実験や観察で得られる「見て、触れて、聴いて、嗅いで、感じる」という五感の刺激を通して、学びを確実な知識として身につけます。